ごあいさつ

渡邉 政徳  

 この春の定期人事異動で本校校長として着任いたしました渡邉政徳と申します。長い伝統を誇り、社会の多方面で活躍する卒業生を数多く輩出しているこの秋田県立大館鳳鳴高等学校に赴任できましたことを心からうれしく思っております。私自身本校には高校3年間通うとともに、教員になってからも講師、教諭、教頭として勤務し、今回4度目の勤務となり、本校との縁の深さを感じております。
 本校は、明治31年(1898年)秋田県第二尋常中学校として設立され、平成30年に創立120周年を迎えました。「質実剛健」「自律共生」「進取飛翔」を校訓として、秋田県内はもとより国内外において各界で活躍するリーダーを輩出してまいりました。地域には、本校の教育活動に理解を示し、協力的に本校の教育活動を支えてくださる保護者や同窓生も多く、地域から厚い信頼とともに大きな期待が寄せられています。
 本校には文武両道の達成を目指す校風とともに、困難を打ち破り理想を追求する気風があります。生徒玄関には、校歌の二番と応援歌「鳳凰山の烈風」の歌詞から選ばれた「烈風を凌ぎ理想の影追わん」という言葉が書かれた扁額が掲げられています。これは本校が平成15年にスーパー・サイエンス・ハイスクールの指定を受けた際に、物理学者で元東京大学総長、文部大臣などを務められた有馬朗人先生に御講演をいただき、その際に特別にお願いして揮毫していただいたものです。この扁額に象徴される本校の気風は鳳鳴生のプライドであり、生徒はこの精神の下、学習や探究活動、部活動、生徒会活動などに励んでいます。
 社会は日々変化しており、グローバル化や情報化が進展し、少子高齢化も進行しています。これらの社会変化に積極的に対応し、地域社会はもとより、我が国や世界が抱える様々な課題の解決を目指し、文化の創造と科学技術の進展、社会の発展に貢献できる人間の育成を目指します。私たち教職員自身も校歌の一節にある「重き使命を忘れめや」という教えを生徒と共にあらためて胸に刻み、自己研鑽を怠らず、「次代を切り拓く高い志と強い精神力、積極的な行動力を持った鳳鳴生」の育成に努める所存です。
 今後とも、本校への御指導と御支援を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。

                        令和3年4月