校長挨拶

 大館鳳鳴高等学校は、明治31年(1898年)秋田県第二尋常中学校として設立され、平成30年に創立120周年を迎えました。「質実剛健」「自律共生」「進取飛翔」を校訓として、秋田県内はもとより国内外において各界のリーダーとして活躍する人材を輩出してまいりました。地域には、本校の教育活動に理解を示し、協力的に本校の教育活動を支えてくださる保護者や同窓生も多く、地域から厚い信頼を得るとともに大きな期待をよせられている学校です。

 元東京大学総長で文部大臣も務められた有馬朗人氏による「凌烈風追理想影」が生徒昇降口に掲げられています。平成15年に本校が文部科学省よりSSH(スーパーサイエンスハイスクール)の指定を受け、8月に有馬氏が講演に訪れた際に書いていただいたものです。将来の科学技術系人材育成はもとより、グローバル化や情報化などの社会の変化に積極的に対応できる人材育成を行うことを目的に平成15年度から平成29年度まで15年間SSH校として活動をしてきました。生徒研究発表会で全国最高賞である文部科学大臣奨励賞を受賞するなどの成果だけではなく、コミュニケーションや探求活動を重視した授業実践など多くの教育財産を得ることができました。これからも、科学的リテラシーと高い問題解決能力やコミュニケーション能力を有した国際社会で発信できる人間性豊かな人材育成を進めてまいります。

 秋田県は全国最大のペースで少子高齢化が進んでおり、地域を支える人材の育成が急務でありますが、この地区を支える人材のみならず、日本全国や海外などより大きな世界で活躍する人材を育ててまいります。校歌の一節にある「重き使命を忘れめや」をあらためて胸に刻み、グローバル化や情報化などの社会変化に積極的に対応し、地域社会はもとより、我が国や世界が抱える様々な課題の解決を目指し、文化の創造と社会の発展に貢献できる人材の育成を目指し、私たち教職員自身も高いレベルを求め、自己研鑽に励み、「次代を切り拓く高い志と強い精神力、積極的な行動力を持った鳳鳴生」の育成に努める所存です。

 これからも、保護者や同窓会、地域の皆様のご理解並びに、ご協力ご支援を宜しくお願い申し上げます。

平成30年4月 秋田県立大館鳳鳴高等学校長  菅原 勉